
字幕翻訳の仕事をするうえで欠かせない、カンバス社の字幕制作ソフト『SSTG1(読み:えすえすてぃーじーわん)』シリーズ。
私はNetSSTG1を使っているのですが、去年購入した365日分の利用チケットの有効期限がちょうど切れたので、新たにチケットを買うついでに流れをまとめてみました!
SSTG1
SSTについてはこのブログでも何度か取り上げているのですが、製品が複数あって、それによって機能や利用チケット費用が変わります。
製品 | NetSSTG1 | SSTG1Lite2 | SSTG1Lite(販売終了) |
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最終チェック、MOV&MP4再生、 sdb検索などの新機能 | 〇 | 〇 | × |
アップデート頻度 | 随時 | 年1回 | なし |
製品価格(初期費用) ※税込 | ¥65,780 | ¥217,800 | ¥217,800 |
利用チケット費用(365日) ※税込 | ¥39,336 | ¥21,780 | 無料 |
チケットバリエーション | 10日, 30日, 90日, 180日, 365日 | 365日のみ | - |
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字幕翻訳家の必須アイテムまとめ【SST、パソコン、辞書】
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私が使っている『NetSSTG1』は、製品価格が65,780円で、年間の利用チケットは39,336円。
年間(365日)チケットだけでなく、10日間、30日間、90日間、180日間チケットにも対応しています。
利用チケット購入の流れ
まず、有効期限が切れた状態でSSTを立ち上げようとすると・・・

ユーザ認証のポップアップが現れます。パスワードを入れても、SSTは起動しません。
利用チケットを、オンラインで購入する必要があります。
カンバス社の公式ホームページにアクセスして、画面右上のマイページをクリック。
ユーザIDとパスワードを入力して、ログインします。

マイページのメニューの中から、『利用チケット購入』をクリック。

すると、利用チケットが選択できるようになります。

うう・・・高い。
10%の消費税がプラスされると、さらに高く感じます。
チケットは、ご覧のとおり日数が多くなればなるほど割安になります。
字幕翻訳の仕事を始めたばかりの頃は、継続的に仕事がもらえるか不安で30日とか90日のチケットをちまちま買っていたのですが、結局割高になるので今回は365日のチケットを購入したいと思います。

次に、SSTを購入した際に設定した、秘密の質問に対する回答を入力します。※一定回数間違えてしまうとロックされてしまうので、回答はどこかに保管しておきましょう。
最後に、決済方法を選択して、『この内容で購入する』をクリック。

なお、クレジットカードは、前回購入した履歴があれば同じカードが使われます。
購入が完了すると、「利用チケット購入のお知らせ」というメールが届くはずなので確認してみてください。
個人事業主として確定申告している方は経費処理できますので、その際にこのメールが領収書になります。(10万円以下なので、勘定科目は『消耗品費』でOKです。)
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個人事業主が経費にできるもの~フリーランス翻訳家の場合~
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SSTを再起動する
SSTをクリックすると、先ほどと同じユーザ認証のポップアップが出るので、パスワードを入力します。

認証が終わると、SSTが起動できるはずです!^^
あとがき
SSTってなんでこんなに高いんだろう・・・ブツブツ・・・
と文句を言いながらも、今年もチケットを買います笑
早く元を取るために、頑張らないといけませんね^^
ちー🍀