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語学を活かして働きたいという方で、在宅翻訳の仕事に興味を持つ方も多いのではないでしょうか。
フリーランス翻訳は「自由度が高い」「自分で仕事を選べる」というメリットがある反面、「自分で仕事を取ってこなくてはいけない」「収入が安定しない」というデメリットも。
翻訳求人は、極端に翻訳レートが低いものからしっかりした報酬がもらえるものまでピンキリです。そのため、仕事選びやクライアント選びが非常に大事になってきます。
この記事では、フリーランス翻訳者として仕事をするうえで、どうやったら優良な求人を見つけることができるのかをまとめていきます。
フリーランスになるメリット・デメリット
フリーランスになると、このようなメリットが。
メリット
・自由度が高い
・仕事を選ぶことができる(=嫌な仕事を断れる)
・事業に関する出費を経費にできる
私自身フリーランスになってよかったと思うのは、「仕事を受けるか受けないかを自分で決められる」という点です。
会社に勤めていると、会社が決めた仕事や業務を断るということはなかなか難しいですが、フリーランスはいわば自分が社長なのでやりたくない仕事や関わりたくない人を遠ざけることができます。
デメリット
・自分で仕事を取ってこなくてはいけない
・収入が安定しない
・バックアップしてくれる人がいない
一方でデメリットは、自由度が高い分、自分に合った仕事やクライアントを自分で探さなくてはいけないという点。
『フリーランス翻訳者』と名乗っていても、自動的に仕事がやってくるわけではなく、結局は自分で案件に応募したり翻訳会社に履歴書を送ったりすることになります。
また、きちんとした報酬を支払ってくれるクライアントを見つけられないと、収入が低い・安定しないという状況に陥りかねないという点がフリーランスの悩みどころ。
翻訳求人はどうやって見つける?
翻訳の求人を見つける方法として、下の5つを紹介します。
特に2つ目の『アメリア』は、優良な求人が掲載されていて初心者案件も多いのでおすすめです。
①クラウドソーシング
おすすめ度
1つ目は、クラウドワークスやランサーズといった『クラウドソーシング』を利用する方法。
クラウドソーシングとは?
Crowd(群衆)とSourcing(業務委託)の造語で、企業や個人がインターネットを通して不特定多数の人に仕事を外注できるサービスのこと
メリットとしては、サイトを無料で利用できる点、実績作りに役立つという点、サイトを通して報酬が支払われるためお金のやり取りが安心という点などがあげられます。
ただしクラウドワークスやランサーズで応募できる案件は、翻訳単価・レートが低い案件が多く(一部では価格破壊が起きている)、サイトに報酬の10~20%を手数料として持っていかれるというデメリットが。
②翻訳者ネットワーク『アメリア』
おすすめ度
筆者の一番のおすすめは、翻訳者ネットワーク「アメリア」 。
アメリアは翻訳学校『フェロー・アカデミー』が運営する翻訳者の仕事獲得とスキルアップをサポートする会員制のサイトです。
アメリアには、常時200件以上の翻訳求人が掲載されていて、そのうち3割が未経験者・初心者OKの案件となっています。
また、報酬も他のサイトの求人と比べて高水準で、応募前に募集要項欄にて翻訳単価や翻訳レートが事前に確認できるのも翻訳者にとって嬉しいポイント。
アメリアは会員制なので年会費(16,500円)と入会金(5,500円)がかかりますが、①優良求人にアクセスできるという点や、②Tradosなどの翻訳支援ツールを会員価格で安く買える点、③スキルアップのためのコンテンツを利用できる点を考えれば入っておいて損はないと思います。
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『アメリア』で翻訳求人検索⇒応募⇒トライアルを受けるまでの流れ
続きを見る
③翻訳者ディレクトリ
おすすめ度
続いては『翻訳者ディレクトリ』を利用する方法。
翻訳者ディレクトリ:https://www.translator.jp/
翻訳者ディレクトリは、翻訳者の名簿(データベース)を提供しているサイトで、翻訳者が翻訳・通訳の求人情報を閲覧したり、クライアントが翻訳者を募集・検索したりできます。翻訳者側も企業側も、無料で利用できることが特徴。
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『翻訳者ディレクトリ』で翻訳求人を検索、応募する方法
続きを見る
④翻訳会社に直接履歴書を送る
おすすめ度
4つ目は、「翻訳会社に直接履歴書を送る」という方法。
求人募集を出していなくても、意外と翻訳者が不足している翻訳会社も多いとのことです。
どのような翻訳会社があるかは、ネット検索のほかに、『翻訳者ディレクトリ』や『アメリア』で企業一覧を見てみるのが良いと思います。
⑤海外のサイトを利用する
おすすめ度
最後は、「海外のサイトを利用する」という方法。
海外のフリーランス翻訳者が利用しているサイト、ProZ.comやTranslators caféを通して案件を見つけることができます。
基本的にサイトのほとんどは英語となっています。履歴書も日本語のものだけではなく英語のCVを用意しておくとよいでしょう。
・ProZ.com: proz.com
・Translators café: translatorscafe.com
翻訳単価の相場は?
翻訳単価の相場について、翻訳者ネットワーク『アメリア』の公式サイトではこう説明されています。
※英語⇔日本語の場合
翻訳者ネットワーク「アメリア」 公式サイトQ: 翻訳の報酬の相場は?
実務翻訳の多くが、原文の文字数もしくは訳文として仕上げた文字数で報酬が計算され、分量に応じた出来高払いとなります。
例えば英日翻訳では、英語の原文1ワードにつき○円という計算方法(原文ベース)と、訳出した日本語400字あたりで○円という計算方法(仕上がり訳文ベース)があります。最終的な報酬は(単価)×(翻訳した文字数)で決まります。
おおよその目安として下記が相場と言われております。
●原文ベースの単価
英日:1ワードあたり7円~14円程度
日英:1字あたり約4円~10円程度●仕上がり訳文ベースの単価
翻訳者ネットワーク『アメリア』公式サイトより引用
英日:400字あたり1,000~3,500円程度
日英:200ワードあたり1,500~4,000円程度
まとめ
この記事のまとめ
- フリーランス翻訳者は優良な求人を見つけることが大事
- 翻訳求人を閲覧できるサイトから応募を
- 報酬が保証されている『アメリア』がおすすめ!
あとがき
今回は、フリーランス3年目の筆者が「フリーランス翻訳者の仕事・求人の見つけ方」についてまとめてみました。
これから翻訳者を目指すという方、現時点で翻訳の仕事をしているが今後仕事の幅を広げたい方のお役に立てれば幸いです。
最後までお読みくださりありがとうございました^^
ちー🍀