これまでのらりくらりと10年以上中国語の勉強を続けてきたのですが、
「いい加減ちゃんと話せるようになりたい!!!」
という気持ちが強くなってきました。
独学では限界がありそうなので、前から気になっていた『北京語言大学東京校』の一般・社会人向けの中国語講座を受けてみることに。
ちょうど2学期(4か月×2)分修了したので、授業はどんな感じだったか、どれくらい中国語が伸びたのか?などをまとめていきたいと思います。
結論から言うと、講師のレベルが高くて中国語も上達したので、迷っている方がいたら受講してみることをおすすめします!
北京語言大学東京校とは?
北京語言大学東京校は、中国の国立名門大学『北京語言大学』が東京に開学した大学で、文部科学大臣指定の外国大学日本校となっています。
通常の大学の授業の他に、一般向けの中国語講座を開講していて、在校生や留学生でなくても受講できるクラスがあります。
特徴
北京語言大学東京校では、北京本校のカリキュラムをそのまま採用し、中国語で中国語を学ぶ直接教授法、参加型少人数制授業が取り入れられています。
多听多说と言われるように、たくさん聞いてたくさん話すことに重点を置いているのが特徴。
社会人講座も講師は北京語言大学東京校の先生方で、教材も北京語言大学が出版している教材などが使われます。
ココがおすすめ
北京語言大学東京校で教えている先生方の質の良い授業が受けられる!
アクセス:池袋駅から5分くらい
池袋駅の東口から出て大通りをまっすぐ進むと・・・
5分くらいで到着!
建物全体が北京語言大学東京校で、1階が入り口、2階から上が教室や自習室になっています。
講座の申し込み方法
講座の開講情報は、ホームページに掲載されています。
トップページ>『一般・企業の方』>『一般向け 中国語講座』
北京語言大学東京校 ホームページ https://www.blcu.jp/
開講時期は第1期5月~8月、第2期9~12月、第3期1月~4月で、結構直前まで申し込みを受け付けています。
※定員は最低5名、申し込み期間を過ぎたら途中からは入れないなど流動的ですので最新情報は随時ホームページをチェックしてみてください!
なお、講座は土曜昼の来校(通学)型講座と平日夜のオンライン型講座があります。
レベル、クラス分け
各クラスのレベルは、HSKの級を目安にすると良さそうです。
クラス名 | HSKのレベル(目安) |
---|---|
入門I~III | HSK1~2級 |
初級I~III | HSK3級 |
中級I~IV | HSK4級 |
高級I~IV | HSK5級 |
口語強化クラス | HSK5級以上 |
中国語初級の人はもちろん、かつて学んだ中国語のブラッシュアップ、レベル維持など、すでにある程度習得している人にも適しているとのこと。
受講料
全15回の受講料は49,500円(税込)で、教材費は別途2,500円がかかります。
テキストは北京語言大学が出版しているHSK対策本です!
授業の流れ
授業は1コマ90分。
課文の単語・文法を学習した後に、文章の音声だけ聴いて内容を把握する練習や、テーマに沿って自分の考えを述べたりと、やはり『耳』と『口』を鍛えることを重視している印象。
習った単語・文法を使って作文→添削を受ける時間があるのですが、作文は授業中に作るのではなく予習の時点で用意してきている人が多かったです。
ちなみに講師の先生は主担当と副担当の2人体制で、その日どちらの先生になるかは行ってのお楽しみです^^
【効果・口コミ】実際に受けてみた感想は?
2期分(中級IIIと中級IV)を受けてみた感想を以下3点にまとめてみました!
①リスニング・スピーキングが伸びた
中国語学習において、『読み、書き』はできても、『聞く、話す』ことがなかなかできないという悩みを抱える人は多いと思います。
筆者もそのうちの一人だったのですが、こちらの講座を受けてみて、以前よりもだいぶ聞けるようになったし、簡単な単語であればけっこうスラスラと文章を作れるようになりました。
講座の流れ的に生徒に積極的に話させることが多いので、その繰り返しでスピーキングの力が付いていくのだと思います。
②先生の質がいい
そして、何といっても先生の質がいいという点。
講師の先生は、北京語言大学東京校で実際に教えている先生方なので、やはり教え方が上手だな~と感じました。
何が、とはうまく言えないのですが、発音の正し方や生徒に発言を促すテクニック、テキストには出てこない関連語(今中国で流行っている言葉とか)の紹介など、1回の授業で必ず何かしらの『学び』がありました。
一般のスクールだと、もちろん資格を持っているプロフェッショナルな先生もいますが、なかには中国語ネイティブなだけで教え方は「?」な人がいたりなど、ばらつきがあることもしばしば。
③講座を通してHSK対策が出来る
3つ目は、講座を通してHSK対策ができるという点。
テキストは、中級だったらHSK4級、高級だったらHSK5級と、実際にHSKに出てくる単語や文法を中心に構成されているので、テキストを学び終えると自然とその級に挑戦できるだけの力が付いているというわけですね。
番外編:休む時は連絡不要
あと、休むときはキャンセルの連絡不要というのが個人的にはうれしかったです!コミュ障なので笑
当日の体調不良や急な用事で行けなくなったりしても、この講座は社会人向けで単位制ではないので、連絡する必要がありません。
ただ、補填や「どこからどこまで進んだ」というような情報はないので、そこだけ注意です。※どうしても知りたいという場合はクラスメートにノートなどを見せてもらうと良いかもしれません。
ココに注意
授業を休む時は連絡が不要だが、その分の補填はない
あとがき:大事なのはモチベーション!
語学ってやっぱり一番大事なのはコツコツ続けることだと思うんですよね。
週1回の授業があると宿題や予習をしなければいけないので必然的に中国語を勉強する時間が増えますし、何よりモチベーションが維持できるのでおすすめです。
だって、お金を払ってまで中国語を学びたい・伸ばしたいと思っているわけですからね。
筆者は、受講期間中、新たにめちゃくちゃ良い勉強法を見つけてブログにもまとめました。
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【HSK対策に効果あり!】リスニングのおすすめ勉強法(4級、5級、6級中国語中上級者向け)
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中国語が最近伸びてきているのは、北京語言大学東京校の講座+この書き取り勉強法のおかげな気がします。
ちょっと忙しくなるのでいったん講座の方はお休みしようと思っているのですが、次は『口語強化クラス』を受けてみたいと思っています。受講したら、またレポします♪
ちー🍀