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韓国語翻訳家・通訳者なるには?~韓国語を活かして働く~

2020年10月30日

ちー
こんにちは、フリーランスで韓日翻訳の仕事をしているちー🍀です

「韓国語が得意で、将来は韓国語を活かして働きたい
翻訳や通訳の仕事に興味がある」

という方も多いのではないでしょうか。

筆者は7年間の会社勤めのあと、開業してフリーランス翻訳者になりました。

翻訳者になる前は割と自分の語学力に自信があったのですが、実際に仕事を受注するようになってからは、

「まだまだ勉強することがたくさんあるな・・・」
もっとこうしておけばよかった

と感じることばかりです。

今回は、これまでの振り返りもかねて、

  • 韓国語翻訳や通訳のスキルはどうやって身につける?
  • 実際に翻訳や通訳の仕事を始めるには?
  • 「これをやっておけばよかった!」と後悔したこと

という点についてまとめていきたいと思います。

韓国語翻訳や通訳のスキルを身につけるには?

韓国語がどれだけうまくても、仕事として翻訳や通訳ができるかどうかはまた別の問題。

そこで、学校に通ったり実務を通してスキルを身につける必要があります。

①韓国の大学院の翻訳・通訳学科で学ぶ

プロ中のプロを目指すなら、やはり韓国の翻訳・通訳学科がある大学院で学ぶのが王道です。

代表的なのは梨花女子大学韓国外国語大学

ポイント

・梨花女子大学 通訳翻訳大学院のサイト:http://gsti.ewha.ac.kr/

・韓国外国語大学 通翻訳大学院のサイト:http://builder.hufs.ac.kr/user/gsit3/

大学から直接進学する人もいますし、社会人として働いてから改めて大学院に入学する人もいるようです。

特に通訳の仕事の場合、求人の募集要項に「翻訳・通訳学科を修了していること」「プロ通訳者になるための訓練を受けたことのある人」という条件が課せられているケースが多いため、専門の学校での学習歴は履歴書上でも実務の面でも強みになります。

ちー
最近見かけた通訳求人の募集要項にも、やはり「通訳を専門的に学んだことがある方」という条件がありました!

また、筆者が仕事で出会った通訳者さんの中で「すごくプロフェッショナルだな」と感じた方が2人いたのですが、どちらも梨花女子大学の通訳翻訳大学院のご出身でした。1人は韓国の方で、1人は日本の方でした。

②翻訳・通訳学校で学ぶ

2つ目は、翻訳・通訳の講座がある専門校やスクールに通って学ぶという方法です。

ちなみに筆者は、①のように韓国の大学院で専門的に翻訳や通訳を学んだことがありません。

フリーランスになってから、東京にある映像翻訳学校の韓日字幕翻訳講座を受講し、字幕制作会社のトライアルに合格、その後字幕翻訳の仕事を始めました。

字幕翻訳家になるには翻訳学校に通ったほうがいい?【英語・韓国語】

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映像翻訳学校では主に字幕・吹替翻訳のルール字幕制作ソフトの使い方など、映像翻訳者として仕事をしていく上で必要なスキルを学びます。

注意したいのは、こういった翻訳・通訳養成学校では韓国語自体を教えてくれるわけではないということ。

それ以外に学ばなければならないことが多いので、韓国語のレベルは入学の時点でそれなりに高い必要があります。

ちー
学校によっては、受講資格として韓国語能力試験(TOPIK)5級以上が目安となっていたり、レベルチェックのテストが行われる学校もあります!
【韓国語能力試験】TOPIKおすすめ勉強法~5級・6級向けの対策~

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③実務を通して学ぶ

3つ目は、いったん韓国企業(韓国本社or日本支社)や貿易会社などに就職して、そこでの実務を通して学ぶという方法。

どの部署に配属になるかによって業務は異なりますが、社内資料やプレゼンテーション資料を翻訳したり、出張者の同行通訳をしたりと経験を積めるチャンスがあるでしょう。

フリーランス翻訳者・通訳者として活動するにあたり、『実績』はとても大事です。

案件に応募するときに、「○○分野での翻訳経験2年以上」とか「企業での通訳経験がある方」といったこれまでの経歴が問われる場合があるからです。

その際、企業で積んだ経験やスキルなどを履歴書でアピールしたり、行った業務を時系列で翻訳・通訳実績表にまとめておいたりすると、クライアントから仕事を受注しやすくなります。

【フォーマットあり】通訳・翻訳実績表の書き方~フリーランスの求人応募書類~

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個人的に、「フリーランスになる前に企業で働いてよかったな」と感じるのは、のちに翻訳で役立つ知識を得られたという点と、人脈ができたという点です。

もともと勤めていた会社が製造業だったので、納入仕様書取扱説明書などの技術資料に日々触れる機会があり、翻訳者になってからそういった文書を翻訳する際に役立ちました。

また、現在以前勤めていた会社関連から仕事が来ることもあるので、未来のクライアントを発掘するという意味でも、いったん企業に就職したことはプラスに働いていると感じます。

フリーランスになる前に会社勤めをする4つのメリット

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実際に翻訳や通訳の仕事を始めるには?

スキルや経験を身につけたら、その後実際にどうやって翻訳や通訳の仕事を始めるのか?についてですが、

「翻訳家」「通訳者」と名乗っていても仕事が自動的にやってくるわけではなく、結局は自分で翻訳会社やクライアントに履歴書を送ってトライアルを受けたりして仕事を見つけます。

これは、プロでも新人でも同じこと。

新人のうちは『経験者のみ』の案件に応募できなかったりして苦戦しますが、最初はみんな未経験なので小さな案件でも積極的に取り組むといいでしょう。

ちー
字幕翻訳の仕事の見つけ方の例を貼っておくので、ご参照ください!
字幕翻訳の仕事はどこからもらえばいいの?求人を見つける方法は?

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それと、一度仕事をしたクライアントに良い印象を与えることができれば、「また次もよろしく」という感じで次の仕事へとつながっていく場合が多いです。

初めのうちは少し大変でも何社かと仕事をしてみると、ずっと仕事をしたいと思える自分に合ったクライアントが見つかるかもしれません。

これをやっておけばよかった!と後悔したこと

最後に、フリーランス翻訳者(通訳者)として活動する上で、「これをやっておけばよかった!」と後悔したことをご紹介します。

大学院に通っておけばよかった

実は筆者、開業当初は通訳会社に登録したり、知り合いから仕事をもらったりして通訳の仕事を積極的にやっていたのですが、最近になってプロの通訳者になるのをほぼあきらめて、翻訳一本に絞ることにしました。

それは、主にスキル不足が原因です。

通訳には「逐次通訳」「同時通訳」「ウィスパリング」といった種類がありますが、筆者ができるのはせいぜい「逐次通訳」まで。

よりプロフェッショナルなスキルが求められる「同時通訳」「ウィスパリング」をこなすには、やはり韓国の大学院などで専門的に学んでおけばよかったと後悔しました。

もちろん、そうした専門の学校に通わなくても通訳の仕事は始められますが、プロとして本気でやっていくなら早い段階から選択肢の一つに入れておいたほうがよさそうです。

日本語

2つ目は、後悔したというかこれから鍛えていかなければいけないなと思う点。

それは『日本語の能力』です。

翻訳・通訳というと入り口は外国語のスキルの方が重視されがちですが、突き詰めていくと大事になってくるのは日本語。

これまで外国語の勉強に夢中になって日本語をおろそかにしてきたためか、翻訳の仕事をしていると自分の語彙力のなさを痛感させられます。

本を読んだり、プロの翻訳者さんの作品に触れたりして、日本語表現の引き出しを増やしていかなければと思います。

あとがき

最近は翻訳レートや単価が下がっていて「韓国語翻訳は稼げない」と言われていますね。

そんな中でも、稼いでいる人はちゃんと稼いでいるというのが現況のようです。

正当な報酬を支払ってくれる優良なクライアントに出会うためには、こちらもスキルを磨いておく必要がありそうです。私も頑張りたいと思います。

韓国語の翻訳者・通訳者を目指すにあたり、この記事が少しでもお役に立てれば幸いです^^
ちー🍀

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