字幕翻訳

NetSSTG1 Ver3.1.13がリリースされたのでアップデートしてみた

ちー
こんにちは、NetSSTG1利用者のちー🍀です

字幕翻訳の仕事をしている人ならほとんどの人が持っているSSTG1シリーズ。

その中でもNetSSTG1は随時アップデートが行われます。※以下SSTG1Lite2との比較表

製品NetSSTG1SSTG1Lite2SSTG1Lite
最終チェック、MOV&MP4再生、
sdb検索などの新機能
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アップデート頻度随時年1回なし
製品価格(初期費用) ※税込¥65,780¥217,800¥217,800
利用チケット費用(365日) ※税込¥39,336¥21,780無料
チケットバリエーション10日, 30日, 90日,
180日, 365日
365日のみ-

最近カンバス社より『NetSSTG1 Ver3.1.13リリースのお知らせ』が届いたので、アップデートを行ってみました。

アップデートの方法

注意

・アップデートの際は、ドングルを差し込まないこと
・インストールが完了したら必ずPCを再起動すること

まず、カンバスのユーザーページにログインします。

次に、左側のメニューにある『アップデータダウンロード』をクリックし、最新バージョンを確認し『ダウンロード』を選択。

ダウンロードされたファイルを開き、『setup』ファイルをダブルクリックすると、アップデートが開始されます。

以降の手順については、フォルダの中に同封されている『SSTG1Seriesアップデートガイド』に沿って操作を行ってください。

アップデート完了までの所要時間は、5分程度です。

3.1.13で追加された機能

今回追加された機能の中で、個人的にいいなと思ったアップデート5つをまとめてみました。

1. "G1-Lock"と呼ばれる暗号化機能

1つ目は、"G1-Lock"と呼ばれる暗号化機能です。

暗号といわれると難しく感じますが、要はクライアントの方で映像ファイルに保護をかけられるというもの。

クライアントが指定した翻訳者のドングル、期限、PCの台数など、すべての条件が一致した場合にのみファイルを開くことができます。

ちー
機密保持の観点からもこの機能は良いと思います!

2. 定期バックアップ

また、これまでのバックアップ機能に加えて、設定した時間ごとにsdbファイルのバックアップが生成されるようになりました。

3. 申し送りリストに『ルビ』を追加

申し送りリストや見直し用リスト(Excel)にて、ルビを選択できるようになりました。

チェックを入れて出力すると、ルビの列が挿入されたものを見ることができます。

ちー
ルビが確認しやすくなりました!

4. トラックまたぎで検索が可能に

検索時に「ABトラックまたいでTC順に検索する」にチェックをいれることで、AトラックとBトラックをまたいでタイムコード順に検索できるようになったようです。

5. 最終チェックに「指定時間以上の字幕」を追加

最終チェックの項目に「指定時間以上の字幕」が追加されました。

アップデート時の注意点

Ver3.1.1未満からのアップデートとそれ以上Verからのアップデートでは手順が異なりますのでご注意ください。

Ver2.1.13以下のものをお使いの方は、「ドングル更新」作業を行う必要がありますので、詳しくはリリースノートをご確認ください。

あとがき

今回のアップデートはそこまで大きな追加はなかったものの、G1-Lockを使った暗号化機能はすぐに使いたいというクライアントがいるかもしれないので対応できるようにしておいた方がいいかもしれないですね。

NetSSTG1をお使いの方で、Ver3.1.13へのアップデートがまだの方はぜひご参照ください^^
ちー🍀

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