筆者が最後に受けたTOIEC L&R のスコア表・・・
この時のトータルスコアは930点でしたが、
リスニングでは満点の495点を取ることができました。
メモ
TOEIC L&Rの満点は990点(リスニング495点+リーディング495点)
「TOEICに向けてどんな勉強をしたらいいか分からない」
「効果的な勉強法を知りたい」
という方の参考になればと思い、私がやっていた勉強方法をご紹介します。
その勉強法とは、
・ディクテーションをして、書き取った文章を音読する(1日30分~1時間)
・試験が近づいたら公式問題集の模擬試験を解く
というシンプルなものです。
TOEICスコアアップの秘けつ
TOEIC L&R はその名のとおり、Listening(聞く)とReading(読む)の能力が試されるテスト。
いわゆる「TOEIC攻略本」的なものを読んで一時的な対策を取るのも良いのですが、基本的には普段から地道に基礎能力を上げておくことが大事になってきます。
数ある勉強法の中でも、耳が鍛えられるディクテーションと、目が鍛えられる音読は続ければ効果は絶大です。
ディクテーションで耳を鍛える
ディクテーションとは『書き取り』のことで、英語の音声を聴いて一字一句文字に起こしていくトレーニングです。
聞き取れなかった単語やフレーズが頭に残るので、ただ英文を読んでいるだけでは分からない自分の弱点を発見できます。
ディクテーションのやり方
ディクテーションを行うには、英語の音声と答え合わせのためのスクリプトを用意します。
まずは英語の音声を聴いて、紙に書き取ってみましょう。
ちょっとずつ巻き戻したりして根気強く聴いてみることが大事です。
ただ、どうしても聞き取れなかったりスペルに自信がない部分があったら下線を引くなど目印をして(ここが弱点)、次に進みましょう。
次に、スクリプトを見ながら答え合わせをします。
これでディクテーションは完了です!
書き取った文章は、繰り返し声に出して読む(音読する)ことで更に役立ちます。
ココがポイント
・ディクテーションには、音声とスクリプトの両方が必要!
・答え合わせのあと、音読をするとさらに効果的
ディクテーションにおすすめの教材
音声とスクリプトが揃っているなら、どんな教材でも始められるのがディクテーションの良いところ。
例えば、手元にある英語の教科書などでもOKです。
①TOEIC公式問題集
一番おすすめなのが、やはりTOEIC公式問題集。
音声は付属のCDやアプリを通して聞くことができ、スクリプトは問題集の解答・解説部分で確認できます。
音声をスマホで聞く際、3秒前に戻る『ちょい戻しボタン』があるのでディクテーションには最適です。
本番の試験に慣れておくという意味でも、公式問題集を利用しない手はありません。
-
TOEICの公式問題集は高いけど買ったほうがいい理由&活用法
続きを見る
②スマホアプリ
無料のスマホアプリの中でも筆者が実際に使ってみてディクテーションに役立つと感じたのが、『BBC Learning English』。
BBC Learning Englishは、あの英国のBBCが提供している英語学習サービスで、更新頻度が高く質が良いのが特徴です。
トピックを選択し、『Transcript』を押すとスクリプトが表示されます。
注意点は、このアプリで流れる英語はイギリス英語だという点。
TOEICのリスニング問題はアメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア出身のスピーカーによって読まれるため、ほかの訛りにも慣れておく必要があります。
③スタディサプリ
有料にはなりますが、TOEIC対策用スタサプについているディクテーション機能もおすすめ!
スマホで音声を聴きながら画面に直接タイピングできるので、とっても便利です。
-
【月3千円ちょい】スタディサプリ(TOEIC対策コース)の始め方
続きを見る
音読で目を鍛える
次は、リーディングの対策について。
TOEICのPart6(長文穴埋め)とPart7(文書読解)は、長い英文を限られた時間で読まなければならないので目を鍛えておく必要があります。
何を読むかは自由ですが、私はディクテーションで書き取った文章を音読するようにしていました。
音読が外国語の習得に効果的であることは、語学の天才シュリーマンも述べています。
言語習得の5つのコツ
- 非常に多く音読すること
- 決して翻訳しないこと
- 毎日1時間を勉強にあてること
- 興味のあることについて作文を書き、先生の添削を受けること
- 添削されたものを暗唱すること
-
語学の天才シュリーマンがすすめる外国語勉強法~音読・作文・添削~
続きを見る
翻訳や分からない単語にとらわれず、とにかく最後まで読み進める練習をすることで目が鍛えられ、読解問題に強くなれます。
試験が近づいたら公式問題集の模擬試験を!
ディクテーションと音読で普段から基礎能力を上げておけば、あとはTOEIC公式問題集で出題パターンに慣れておくだけです。
TOEIC公式問題集には、練習テスト(模擬試験)が2回分収録されています。
どれを買えばいい?
TOEIC公式問題集は数字が大きくなるほど発行日が新しくなるので、
まず一番新しいものを使ってみて、解き終わったら1つ下のものを使うと良いでしょう。
まとめ
TOEICスコアアップの秘けつ
- 音声+スクリプト付きの教材でディクテーション
- ディクテーションした文章を音読する
- 試験前に公式問題集の模擬試験2回分を解く
あとがき
学生の時に受けたTOEICでたまたま高得点が取れたのですが、その後の就活や転職活動においてとても役に立ちました。
TOEICで一度取得したスコアはずっと履歴書に書けますので、頑張る価値はあります。
今回ご紹介した勉強法が参考になれば幸いです^^
ちー🍀