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私は普段、韓国語翻訳の仕事をしているのですが、よく利用している翻訳者の求人サイト『アメリア』で最近中国語の翻訳求人をよく見かけます。
今回は、「中国語を生かせる仕事がしたい」という方へ向けて、現在どのような仕事が募集されているかまとめてみました。(2021年7月時点)
アメリアとは?
翻訳者ネットワーク「アメリア」 は、翻訳者の仕事獲得とスキルアップをサポートする会員制のサイトです(有料)。
翻訳専門校フェロー・アカデミーが母体となっているので、利用企業が多く優良な求人が集まっています。
会員になると、翻訳の求人情報を閲覧でき、サイトを通じて案件に応募することができます。
初心者や未経験者でも応募できる案件が多いので、翻訳者を目指す人なら入っておいて間違いないサイトです。
アメリアは会員制ですが、会員でなくとも、求人一覧までは無料で見ることができます。
☆アメリア公式サイト
中国語の翻訳求人の例
アメリアに掲載されている求人のほとんどは英語の案件ですが、冒頭でも触れたとおり最近は中国語の案件が増えています。
産業翻訳(ビジネス・法務、IT、工業など)
ビジネスで使われる文書(メールやプレゼン資料)、契約書、納入仕様書などの翻訳を行う『産業翻訳』では、常時翻訳者が募集されています。
特許翻訳
『特許翻訳』の求人もよく見かけます。
特許翻訳では、主に特許明細書(発明の内容が詳しく書かれた特許の元になる文書)の翻訳を行います。
①日本の発明を中国の特許庁に申請するための特許明細書を、日本語から中国語に翻訳
②中国の発明を日本の特許庁に申請するための特許明細書を、中国語から日本語に翻訳
という2パターンがあります。
実は筆者、特許事務所で働いていたことがあるのですが、中国は特許の数が年々増えていて翻訳の需要も安定している印象です。
かなり難易度は高くスキルが求められる分野ですが、いったんプロになったら一生それで食べていけるでしょう。
字幕翻訳(映像翻訳)
映像翻訳分野でも、中国語の字幕翻訳の需要が高まっています。
中国映画や華流ドラマなどのコンテンツが日本でも人気が出てきたことと、コロナ禍で「おうち時間」が増えて配信サービスを利用する人が増えたため、この分野では今一番翻訳者が不足しているようです。
ゲーム翻訳
最近ゲームのローカライズ案件も多いですね。
中国語だけでなく韓国語でもゲーム関連の求人はよく見かけるので、伸びてきている分野なのだと思います。
翻訳チェッカー
在宅での翻訳チェッカーのお仕事もあります。
中国語翻訳の経験がある人なら、チェッカーとしてそのスキルを生かすことができるでしょう。
スペコン(スペシャルコンテスト)
アメリアでたまに開催されている、スペコン(スペシャルコンテスト)。
スペコンはコンテスト形式の求人で、トライアル課題があらかじめ発表されている募集形態です。
応募するときに、履歴書だけでなく課題も一緒に送って、審査してもらいます。
翻訳求人に応募するには?
実際に求人に応募したり、待遇(翻訳レート、時給)など求人の詳細を閲覧するにはアメリアの有料会員になる必要があります。
アメリアは入会金5,500円(税込)と年会費16,500円(税込)がかかります。
決して安い金額ではないので、メリット・デメリットを知った上で入会されることをおすすめします。
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翻訳者ネットワーク『アメリア』を退会後、再入会した理由~翻訳の求人情報ならアメリア~
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あとがき
今回は最近の中国語の翻訳求人についてまとめてみました。
私の本業の韓国語翻訳の求人はというと、、実はあまり多くないんですよね。中国語ができる人がうらやましい!笑
中国語の勉強を始めて早10年、なかなか上達しませんが、いつか翻訳の仕事ができるくらいになりたいものです。
ちー🍀